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あ 行

秋鯖(鯖)は嫁に食わすな
 秋のサバは脂が乗っていて大変美味しいですねー!こんな美味いサバを嫁に食わせるのはもったいないという姑根性丸出しのことわざですね。
 また、反対に秋の鯖は中てられ易いことから、子を産む大事な体に障らないようにとの解釈もあります。
 「秋魳(カマス)は嫁に食わすな」や「秋ナスは嫁に食わすな」も同意味です。
 秋茄子は美味しいからというもの、秋茄子は体を冷やすからというもの、秋茄子は 実がなく種ばかりで子が育たないというもの、はたまた種ばかりで子沢山になってはというものなど、いろいろとあるもんです。(爆)



秋の鮗(コノシロ)嫁に食わすな
 「秋鯖は嫁に食わすな」↑と同じです。
 嫁いびりなのか食中毒を起こすからなのか、類似のことわざってけっこうあるもんです。



阿漕が浦に引く網
 人に隠れてすることも度重なると世間の人に知れ渡ってしまうたとえです。
 阿漕が浦は伊勢神宮に奉納する魚を獲る禁漁区です(三重県にあり、茨城県とは別物)。
 「阿漕な人」はここからきているらしい!


浅みに鯉
 浅瀬の鯉は簡単に捕まえられることから、思いがけない幸運をつかむことのたとえです。



明日食う塩辛に今日から水を飲む
 手回しが良すぎて無駄なことです。


海驢(アシカ)は蛸の群についてくる。
 アシカはタコ、イカが大好物。
 海獣・海鳥と魚類は深い因果関係にあり、漁師や釣り人は魚群発見の目安にする。
〈下北半島地方の諺〉
 「海驢の番」と来れば、不寝番のこと。アシカが群居して眠るとき、必ず一頭は起きていて周囲を警戒する習性があります。


鯵(アジ)はタタキに始まってタタキに終わる。
 「鯵は生でよし、干してよし、焼いてよし、漬けてよし」。
 鮨も旨いがタタキが身上という。このタタキ、元を質せば漁師の船上即席料理で、「手こね鮨」に似たような由来。それだけに新鮮さが味を左右します。
 この言葉は「釣りは鮒に始まって鮒に終わる」をもじったものでしょう。


鯵(アジ)は棚を釣れ
 アジの泳層は一定しています。探る棚が違えば釣れませんし、棚より上に仕掛けがあれば、アジより泳層が上にあるサバやイワシが釣れてしまいます。
 陸っぱりのカゴアジでも矢引き(約80)の違いで釣れないことも多々ありますね。(爆)
  pingさん!いくら名人でも棚がぼけてりゃ釣れませんよ。(失礼!)


鯵ぁよかろ鯖腐れ
 アジは要らない、サバも腐っているから欲しくない。
 転じて、どれもこれも駄目で、相手にする値打ちがないというあざけりの言葉です。
<長崎地方の諺>


あぶら石のあるところに蛸はいる
 「あぶら石」とは、潮の流れが速い為に、石の表面が洗われてツルツルしている綺麗な石のこと。
 その周囲にはゴミも溜まらない。
 一方、蛸の食い意地は凄まじいが、至って綺麗好き。
 食べかすは外に出し、自分の棲家を汚さないようにしている。
 要するに、潮流によって掃除されるような所に棲んでいるから、「あぶら石」のある近くには蛸がいる。
 漁師の経験から生まれた、主として北海道地方の言葉。


網、呑舟の魚を漏らす
 魚を獲る網でも舟を飲み込むほどの大きな魚は獲れない。
 法律も網が粗ければ国家を危機に陥れるほどの大罪人は取り締まれない。
 なんか怖くないですか。


網無くして淵を覗くな
 準備を怠ったまま物事にのぞんでも上手くいきません!
 コマセが溶けず、仕掛けの準備もマダなのに入れ爆を覗いてる釣り人みたいですね!


網にかかった魚
 逃げようにも逃げられない、どうしようもない状態のことです。


網の目から手
 網の目それぞれから手が伸びるような引く手あまたの状態のこと。


網の目に風たまらず
 風を溜めようとして網を張るように、無駄で何の効果もないこと。


網の目に風とまる
 ありえないことのたとえです。


鮎鯛のことは鯒知らず
 「相対で決めたことはこちらは知りませんよ。」
 アユ・タイ・コチを上手に使った洒落言葉ですね。
 「私に相談なく二人で決めたことに私は責任ないですよ。」


アラを探す
 魚を三枚に下ろすと、頭と骨が残りますがこれがアラです。
 このアラの間に付いているわずかな魚肉をほじくって食べることを転じて、他人の欠点や僅かなミスを見つけ出してケチをつけることを意味するようになりました。
 でも、アラ煮って、つまらないどころか大変美味しいですよねぇ。


慌てる蟹は穴に入れぬ
 鳥に襲われて慌てた蟹が自分の穴に逃げ込めずに食われてしまうように、何事も慌てると失敗するよ。ってたとえです。「急いてはことを仕損ずる」と同意。


鮟鱇(アンコウ)の待ち食い
 アンコウは海底で餌の小魚が目の前に来るのを待ち伏せしていて、あの大きな口でパクッとやるそうです。
 働きもせずに儲ける例えに使われます。ワシも狙ってます。(爆汗、バッカン?)


鮟鱇武者
 形ばかり。口では強そうなことをいうが、内心は臆病で、卑怯な武士のこと。


アンコ型
 腹が突き出ている超肥満型のお相撲さんを「アンコ型」といいます。これは姿かたちが魚のアンコウに似ているからで、言葉がつまって「アンコ型」となったようです。
 お腹にアンコが詰まっている鯛焼からではありません。(爆)
 やばい!ワシもメタボに近づいてるんじゃ!


烏賊様 いかさま 如何様
 烏賊は餌木とか烏賊角と呼ばれる道具で釣ります。
 餌も付けない擬餌バリで烏賊を騙して釣ることから、ばくちなどで誤魔化すことをイカサマといいます。
 「甲子夜話」という古〜い本には、「烏賊の墨で証文を書くと数年後には消えてしまうことから、人を騙す行為をイカサマという。」とありますが、実験の結果では10年経つも消えなかったとのことです。


生簀の鯉
 捕らわれていずれは料理されてしまう鯉のように、やがては死する運命にあること。


磯際で船を破(わ)る
 上陸寸前で船を壊してしまうように、物事が達成する直前に失敗すること。
 「川口で船を破る」と同じ意味です。


磯の鮑(アワビ)の片想い
 アワビはサザエと同じ巻貝の仲間です。ハマグリなどの二枚貝に見立てて、何時までも片方の貝が現れないことから出来たんですねー!
 難しく考えないで、片想いのことをアワビにたとえたのがこのことわざ。


磯のカサゴは口ばっかり
 陸ッぱりでテトラから釣るカサゴは大きい口を持ってます。
 口ばかり大きくて食べる部分(身)が少ないことのたとえですが、大口を叩いて実行力のない人を「磯のカサゴ」っていいます。


一淵には両鮫(りょうこう)ならず
 一つの集団には強力なリーダーは共存できない。
 鮫(コウ)は想像上の動物で竜の仲間といわれてます。


一度は罹るカワハギ病
 船釣りをされる釣師には、カワハギ釣りを好む人がけっこう多いですねー。
 カワハギは餌取り名人で、釣り人に気づかせないように餌のアサリを盗っていきますが、何とか釣り上げようと熱を上げて通いつめる釣師も多いことから「カワハギ病」と揶揄したものです。mikoさんのは何度も罹るシーバス病!かな?(爆)


一場所、二餌、三に腕
 好釣果は、第一に場所、第二に餌、最後が釣り人の腕って、釣技を自慢する釣師へのいましめですね。アジもやはり場所です。間〜違いない!


一尾飛ぶと下に千尾
 トビウオの漁を占う漁師言葉。
 一尾は「氷山の一角」。万と数えられる魚の中で、空を飛べるのはトビウオただ一種。
 トビウオは「春飛び」ともいわれ、春告魚の代表格。
    


一網打尽
 悪事を働く仲間を一斉に検挙して、一人も逃さないこと。


一生幸せになりたかったら釣りを覚えよ
 中国のことわざに『一時間幸せになりたかっら酒を飲め。三日間幸せになりたかったら結婚せよ。
 八日間幸せになりたかったら豚を殺して食べよ。一生幸せになりたかったら釣りを覚えよ』
というのがあります。釣りは奥が深く飽きないってことでしょうか。


一発魳(カマス)
 魳という魚は餌の小魚や小海老に対してたいへん攻撃的です。
 小さいミノーに果敢に喰らい付いてきますが、そんな習性から相手の機先を制する先制攻撃のたとえとして使われています。yotaしゃん、ワシにはカマさないでよ。


一匹逃げれば皆逃げる
 群れをなしているアジやサバは一匹が逃げると皆一緒に逃げてしまうということわざです。


一匹の鯨に七浦賑わう
 一匹の鯨は七つの集落を潤おす。大きい獲物は利益を受ける人も多い。捕鯨国日本を象徴しています。


一本竿にアブレなし
 狭い釣り場に何本も竿を出している釣り人を見かけます。鰈のような待ち釣りでは有効な手段ですが、アジ釣りやメジナ釣りでは仕掛けの絡みなど非効率になります。
 一本竿でこまめに仕掛けや餌を点検しながら釣ったほうが、効率良く釣れるよ。
 「一本鈎に無駄なし」ともいいますね。


糸のもつれを解く人はよく釣れる
 仕掛けをこまめに点検して、糸撚れやからみを直している人にはたくさん釣れます。
 なおさんはこのタイプの釣師ですね。


イナセ(鯔背)
 漢字では「鯔背」と書きます。気風が良くて粋な若い衆をいいますが、その語源は魚河岸で働く若い衆の間で流行した「鯔背銀杏」という髪型からきています。
 現代ならさしづめ「ベッカムヘアー」ってとこですね。(爆)
 イナは、オボコ⇒スバシリ⇒イナ⇒ボラ⇒トドと成長にしたがって呼び方が変わる出世魚ですが、イナは少し曲がっている背ビレをピンとたててすばしっこく泳ぎます。
 イナの背ビレのような銀杏結いの髪型が語源となったようです。


鯔の頭、三合飯
 魚の頭の部分は、身は少ないもののしゃぶり甲斐のある旨いところ。
 イナの頭があれば、それだけで沢山のご飯が食べられる、という形容。


命あれば海月(クラゲ)も骨に会う
 長く生きていればめったにない幸運に巡り合えることもあるってたとえですが、クラゲに骨が出来るはずないよねー!


入船あれば出船あり
 人の行動は様々、この世の中も様々ですね。


入船に良い風、出船に悪い
 一方に都合の良いことは、他方には都合が悪い。
 外房港が釣りやすい日は外房東港は風向きが悪く釣りづらいってこと。(納得!)


鰯(イワシ)網で鯨捕る
 イワシを獲ろうと仕掛けた網に鯨が入ってしまった様子を想像してください。
 思いがけない幸運に恵まれることのたとえです。
 さしづめ、カゴアジ仕掛けですてれっぱつなヒラメを釣ったようなものでしょうか!


鰯(イワシ)で精進落ち
 精進明けのお祝いの席のご馳走がイワシだったのでがっかりすること。


鰯は一代のうちに二度と豊漁にぶつかることはない。
 マイワシは、数十年に一度しか豊漁期が巡って来ない、といういい伝え。
 数十年から長くて十年の豊漁期がすぎると、次の豊漁の山が来るまで四、五十年かかる。
 昭和56年の漁獲量は*320万トンで、漁業史上例のない大々漁。
 その前のピークは同11年の160万トンで、同6年〜14年にわたって豊漁は9年間続いた。


鰯(イワシ)も七度(ななたび)洗えば鯛(タイ)の味
 昭和30年代までは取れすぎて干しか(肥料)にしていた、マイワシやカタクチイワシですが、脂肪が多く生臭いこのイワシも良く洗えば真鯛のような美味しい味になる。
 ごく平凡な人間も、磨けば能力を発揮するってことでしょうか?
 それにしても、今の魚河岸ではマイワシも真鯛もキロ当たりの値段が同じだとか。


鰯(イワシ)の頭も信心から
 イワシの頭のようなつまらないものでも、信仰の心が価値を引き出す、価値をもたらすということですね。


鰯(イワシ)のたとえに鯨
 小さなことを説明するのに大きな例をあげること。不適切なこと。
   夫婦喧嘩の状況を説明するのにイラク戦争を引き合いに出すようなものか!(爆)


魚は餌無きを以って釣るべからず
 事業を起こす時には元手をかけなければ成功しない。
 活性が高い時合いのアジはサビキだけでも釣れるけど!


魚心あれば水心
 相手が自分に対して好意的であれば、自分も相手に対して好意的に接する。


魚と水
 切っても切れない密接な関係のたとえです。


魚に泳ぎを教える
 釈迦に説法と同じで、その道の専門家に生齧りの知識を教えること。(爆)


魚の木に登るが如し
 とうてい不可能なことをやろうとするたとえ。


魚の水を離れたよう
 唯一の頼みの綱を失って能力が発揮できない様子。


魚は鯛、人は侍、木は檜
 同類の中で、最も優れているたとえですが、「魚は鯛」って縮めて使うことが通例。


魚は殿様に焼かせろ、餅は乞食に焼かせろ
 魚を焼くときは、片身ずつしっかりじっくり殿様のように焼くと上手に焼けますが、お餅はすぐに焦げてしまいますので、せっせとこまめに裏返しながら、お腹をすかした乞食のように焼くと美味く焼けるという焼き方のコツを教えています。納得!納得!


魚は強火の遠火
 これも魚を焼くコツのたとえです。
 強火で一気に焼き上げると旨味がそのまま閉じ込められて美味しく焼けますが、火が近いと焦げて炭のようになります。
 以前は七輪の上にクッキーなどが入っていたブリキ缶の底を貫いて置き、その上に焼き網を乗せると美味く焼けましたが、今でしたら、四隅に500个離咫璽覺未鮹屬、
 バーベキュー用の金網で焼くと美味く焼けます。(上杉流家元直伝!)


魚の目に水見えず人の目に空見えず
 身近にあると当然のごとく馴れてしまい、ありがたさに気が付かないこと。
 空は空気のこと。


魚焼いた網は熱いうちに洗え
   魚を焼いた網は塩分と脂がこびり付いていて冷めるとなかなか取れません。
 焼き終わったら食事前に洗っちゃいましょう。


魚を争うものは濡れる
   利益を得ようとするにはそれなりの苦労や困難がありますねー!


魚を得て筌を忘れる
   目的を達してしまうと、恩恵を受けたもののことを忘れてしまうってたとえです。


内の鯛(タイ)より隣の鰯(イワシ)
 隣の芝生と同じで、他人の持ち物は良く見えるってことです。
 カゴアジ釣りでも隣の人のアジが大きく見えますね!納得です。


内蛤(ハマグリ)に外蜆(シジミ)
 内弁慶の外地蔵ならわかるかな!


ウツボと蛸(タコ)
 生まれながらの仇通し。出会えば必ず死闘を繰り返す。
 「犬猿の仲」と同意です。
 タコの足が1・2本ないのがいますが、ウツボに噛み切られたのもあるようですね。
 タコが自分で食べたというのは誤りだそうですよ。


独活と鰊(ニシン)
 ウドの酢味噌和えにニシンが良くあって一層美味しいことから、お互いの持ち味を活かしあっている仲の良い夫婦のことです。
 渡り鳥さんご夫妻やこばちゃんご夫妻のようですね!(爆)


鰻(ウナギ)の寝床
 うなぎ漁では竹筒や塩ビの水道管を使いますが、そんな場所に住んでいるんですねー。
 間口が狭くて奥行きのある土地や住まいをたとえるときに使っています。褒め言葉ではありませんから、使い方には注意してくださいよ。


鰻屋のスッポン
 逃げようにもにげられないことの例え。
 素人には掴みようのないウナギも、プロの手にかかれば“借りてきた猫”。
 まな板の上に一瞬の間に棒状にする手練の早業。次の見事な包丁さばきで蒲焼きの下地が出来上がる。
 その見事なまでの出来栄えに、とてもスッポンの鈍足では逃げ切れるものではない。
 逃れる道がないことを洒落て言ったもの。


鵜の川の小魚
 どんなに逃げても逃れようがないこと。「蛇に睨まれた蛙」に近いかも。


鵜飲み
 鵜は1尺位の魚を一飲みに飲み込んでしまうことから、信じて疑わないこと。
 「どこそこの港で尺超えのアジが入れ爆だって」えーそうなの!行ってみようよ。
 もう一つ、「ウグイ」って魚がいますが、これは鵜が食べた魚ってことが語源、漢字で書けば「鵜食い」ですね。


海魚腹から、川魚背から
 魚の開き方ですねー。
 アジの開きは関東では腹から開きますが、地方によって異なりますね。


海背川腹
 海の魚は背のほうから先に焼き、川の魚は腹の方から先に焼くと美味しく焼けるぞ!
 「川背海腹」って正反対のことわざもあるよ。どっちが正しいのかなー!


海千川千
 海千山千↓をご覧ください。(横着者)


海千山千
 海に千年、山に千年暮らしてきて、良いことも悪いこともいろいろ経験してきた。だからずる賢いよ!
 他人を誹謗中傷するたとえだよ。使い方間違えんでね。


ウミタナゴは嫁に食わすな
 メバルや海タナゴは胎生ですから、稚魚で生まれてきます。
 尾から生まれることから、人に例えて、逆子や難産につながるとして特に妊産婦に食べさせない地方があります。(島根、和歌山)
 その一方で、子宝とか安産として奨励したことわざもあります。(岩手、宮城)


ウミタナゴ嫁に食わすと子沢山
 胎生魚であるウミタナゴを子供の出来ない夫婦に食べさせる風習があります。
 また、安産の象徴として妊婦に食べさせる地方もあります。
 「たなごこそ懐妊の薬、朝夕に食して其子難産なし」これは、江戸時代の「和歌食物本草」って書物に見いだせます。(関東から東北)


海のことは漁師に問え
 何事もその道のプロに尋ねるのが一番良いという意。
 「餅は餅屋」と同じだが、問われた漁師は「海のことは漁師にもわからない。?」
ねッ、上杉さん!


海は日変わり時変わり
 潮流・水温・餌は日によって、また、時間によって変化している。魚もまたその変化によって活性が上下したり移動したりしている。
 昨日釣れたからといって今日も釣れるとは限らないし、今日釣れなかったから明日も釣れないとは限らない。
 朝釣れなくても日中釣れることもあるし、日中釣れても夜も釣れるとは限らない。
 ポイントや棚もまた時々刻々と変化するものだ。


江戸っ子は五月の鯉(コイ)の吹流し
 江戸っ子は、口は荒いが腹の中はサッパリしていて含むところがないというイナセな男気。
 「口先ばかりではらわたは無し」って続きます。


江差の春は江戸にもない
 江戸・明治から昭和の中期まで北海道はニシンの黄金時代であった。
 江差町はその代表的な存在で“江差追分”が生まれ、昼夜の別なく“ソーラン節”で浜は沸き返り、銭函を積み上げた。
 そのニシン景気の豪華さ、派手さ、強気、豪気さを端的に表現した言葉。
 官民は潤い紅灯も賑わい、それは将軍のお膝元、江戸も遠く及ばなかった。


餌のないところに魚はいない
 魚は餌のあるところにいます。
アジならプランクトンやシラスなどが、イナダなどの青物やヒラメならイワシやアジがいるところにいます。
 潮流などでプランクトン・シラス・小魚などの餌が移動すればそれを食する魚も移動します。
 漁師や釣り人は常に移動する餌のいるポイントで釣りなさいという格言です。



餌の中の鈎
 釣り餌の中には釣り鈎が入っているように、上手い話には気を付けよ!
 外房のアジにはないしょ!ないしょ!(大爆)


蝦(エビ)で鯛を釣る
 昔は、エビはどこにでもいるもので手に入りやすかったのでしょう。
 そんなものでタイを釣る。ってことで、たいした努力もしないで価値あるものを手に入れることのたとえです。
 現代のように、エビも値が上がってきますと、意味がわからなくなりかねません。
 「鯛釣る前に海老を食う」はちあき@東京さんだな!


海老跳ねれども川を出ず
 川海老がいくら跳躍しても川から出られない。人にはそれぞれ持って生まれた天分があるってたとえですねー!
 「井の中の蛙大海を知らず」と似ていますが、使い方は異なりますよ。


江鮒(エブナ)の出世
 江鮒(エブナ)とはボラの幼魚(スバシリとかイナ)のこと。
 人が見違えるように立身出世すること。


淵中の魚を知る者は不祥なり
 淵に潜む魚まで見通せる者はそれが仇となって不幸を招く!
 物事の隅々まで知ることは良くない。
 ポイントを抑えていれば物事は上手く行くってことです。


大潮後の中潮を釣れ
 大潮後の中潮に食いが立つということわざですね。
   


大船に乗る
 大きな船は難破の恐れがなく安心して任せられるということから、頼りになる人に全てを任せて安心するってこと。


沖な物あて
 まだ手に入れていない物をあてにすること。
 「沖のハマチ」と類似していますね。


沖にも付かず磯にも付かず
 どっち付かずのあいまいな態度。


沖の魬(ハマチ)
 関東では天然物をイナダ、養殖物をハマチと呼んでますから、これは西日本系かな。
 沖を回遊するハマチは獲れない。つまり「あてにならない」ことのたとえですね!


尾鰭(オヒレ)を付ける
 物や出来事を実際よりも誇張して大げさに表現することのたとえです。
 釣り上げた魚もだんだん大きくなって、1メートル超えのアジなんてね!(爆)
 ダイビングでは足ヒレは必需品ですが・・・・・。


親をにらむと鰈(カレイ)になる
 親をにらんでると目が片方に寄って、カレイみたいになっちゃうよ〜!(爆)


及ばぬ鯉の滝登り
 鯉と恋をかけた洒落言葉。叶うはずのない高望みの恋心!
 努力しても到底不可能なことの喩えです。
 「結婚は妥協の産物」ってたとえもあるよねー!


女連れの釣りに危険なし
 女性と一緒の釣りでは、危険な場所には行きませんし、堤防先端など混んでる釣り場には行かないので危険はないというたとえです。
 最近は、男女の区別が釣りの世界でもなくなっていますから、やや死語に近いかも!
 mikoさんりえぞうさんには当て嵌まらないことわざだー!(即逃げ!)



     


か 行

貝殻で海を測る
 あさはかな知識しかないのに大きな問題を論じたり、判断したりすること。
 「大海を耳掻きで測る」も同意味


貝殻で海を干す
 出来もしない不可能なこと。


櫂(かい)は三年櫓(ろ)は三月
 なにごとも技術を身につけるにはそれなりの期間と努力が必要だってことですねー!


貝を以って海を汲む
 なしえない無駄な努力のこと。


火事の話しに逃げた鰻
 火事の話と逃げた鰻の話は時が経つとだんだん大きくなる。
 「逃した魚」ってとこですねー!


鰹節と砥石の借り入れはない
 どちらも使えば減る物だから借りるといっても実際は貰う結果になるというたとえです。
 こばちゃん。すんませんが、コマセ貸してください!


鰹に向こうを向かれたら、三段目の力士でもこちらを向かせられない
 普通にみられる鰹は3〜5キログラム。
 軽いようだが、このくらいの重さのものを一気に釣り上げるのは至難の業。
 鰹の一本釣りは一気に抜き上げるが、頭が釣り人の方に向いていればこその話で、釣り手がまごまごしていて鰹に“あっち向いてほい”とでもやられたら、プロの漁師でもどうにもならず、三段目クラスの相撲取りの力をもってしてもお手上げという。
     


鰹(カツオ)に酔う
 江戸時代のカツオの漁場は、小田原沖や鎌倉沖が主で、漁からの帰り船を三浦三崎で押送船(おしおくりぶね)という高速輸送船が待ちうけ、急いで江戸の魚市場に運び、待ち受けた「棒手振り(ぼてふり)」が天秤棒にカツオを入れた桶を担いで売り歩いたようです。
 この押送船は、葛飾北斎の富岳三十六景「神奈川沖浪裏」に描かれている八丁の櫓がある船で、房州沖の秋刀魚などの運搬にも活躍したようです。
 冷蔵庫も氷もありませんから鮮度が落ちるのも早く、刺身で食べると、吐き気や倦怠感、発熱などの軽い食中毒をよく起しました。
   カツオに中るといわずにカツオに酔うとは何と江戸っ子らしい表現でしょう。
 鰹のタタキはとても美味しいですが、タタキの起源は、昔四国の漁村で鰹に中った食中毒が蔓延した時、領主から「鰹の刺身食うべからず」との禁令がでました。
 そこで、麦わらで表面を少し焼いて「焼き魚です」って食べたのが始まりとか!
 ネギ、しょうが、にんにく、青じそなどは毒消しの薬味です。
 薬味は毒消し薬からきているようですね。
     


鰹はめでたい魚
 カツオが縁起物とする習わしは、戦国時代にさかのぼります。
 天文6年の夏、相模の国の北条氏綱(ほうじょううじつな)が、小田原沖で釣り見物をしていると舟に一尾のカツオが跳び込んできた。
 これを見て、「戦に勝つ魚」が舞い込んできたと大いに喜んだという。
 それ以降、出陣の折には必ず「勝男武士(かつおぶし)」を引き出物としたと言われています。
     


蟹の甲は魔除け
 「蟹の甲は魔除けになる」として、門戸に掛ける風習があった。
 カニの甲羅には、その種類により色々な厳めしい彫刻紋があることからであろうか。


蟹の死ばさみ
 「カニ」は一度挟んだら死んでも螯を開かない。転じて、執念深い・欲が深い例え。


蟹の高這いは大雨になる
 普段は低地の砂地などにいるカニが、高い所や家の中に這い上がって来るのは大雨になって低地が水浸しになる前兆という。


蟹(カニ)は食ってもガニ食うな
 ガニはカニのエラです。外房ではフンドシって言ってました(爆)!
 昔の人は、これを食べると中毒を起こすと考えていたようです。
 実際は、無味で食感も良くありませんが、足が付きやすい戒めとしてたと思います。
 ワシが育った外房の漁村では、カニの褌(ふんどし)って呼んでましたよ!(爆)
 カニをすり鉢ですり潰して木綿の布で漉してタンパクを抽出して造る、味噌味仕立ての蟹漉汁は美味しいですよねー!それもイソッピ(精進蟹)のやつが絶品です!(じゅる・・)


蟹(カニ)を食うなら手をよごせ
 食事には、それぞれのテーブルマナーがあるが、蟹は上品ぶって食べても旨くない。
 親譲りの五本箸が最高のフォーク。
 そして、様々な食べ方があるが、果物と一緒で手も味も加えず、そのままの味が最高、食べるときは「蟹現象」(カニを食べるときは、脚などを折ったり割ったり、肉をほじくるなどして食べることに追われ、会話がなくなって静まり返った状態をいう)で、ただ黙々とひたすらに食べるのがいい。


蟹(カニ)は甲羅に似せて穴を掘る
 サーフでキスやイシモチ釣る早朝に、象目蟹がせっせと穴を掘っているのを見かけるでしょう。
 自分の甲羅にフィットするちょうど良い穴を掘るもんだと感心しながら見ています。
 人間も、分相応に行動し、住居も分相応な物をとの戒めでしょうか!


蟹(カニ)の念仏
 カニが口から細かい泡を吹き出す音がブツブツと念仏をあげているように聞こえます。


蟹(カニ)の横這い
 他人には不自由に見えても本人には一番良い状態のことです。


鎌倉に鰹も食べず3年居る
 鎌倉の東慶寺は縁切寺、ここで3年過ごせば離縁できたがそれには生ものを食べず精進料理だけで過ごさなければなりませんでした。


魳(カマス)の焼き食い一升飯
 新鮮なカマスを焼きながら飯を食べると美味しくて限りなく食べちゃうよというたとえです。
 鰯の焼き食い一升飯とも言いますね!
 アジの焼き食いなら二升の飯が食えそうだ!(爆)


カマトト
 「このかまぼこはオトトで出来てるの?」ごく当たり前のことを知らない振りして聞いたり、私はウブよって振舞う女性のことです。
 ワシのHPにはカマトトは今のところ発見されていません!(爆)(冷や汗!)


川口で船を破(わ)る
 上陸寸前で船を壊してしまうように、物事が達成する直前に失敗すること。
 「磯際で船を破る」と同じです。


寒鰤(ブリ)、寒鯔(ボラ)、寒鰈(カレイ)
 寒中に美味しい魚ですが、ヒラメやスズキも寒に美味しいですよ。
 アジをはじめ5月は多くの魚が産卵期を迎えます!
 「五月鮃(サツキヒラメ)は猫マタギ」と言われるように産卵期は味が落ちます。
 鱸(スズキ)は夏が旬といいますが、私は冬のスズキが好きです。


木に縁りて魚を求む
 木に登って魚を求めるように、見当違いの実らない努力をする行為。


京都の鱧は山で獲れる
 ハモは京(関西)で人気の魚、関東で食せる店は少ないですね。
 ハモは生活力が旺盛な魚で、水を離れても長時間生きているので、山国の京都で珍重されてきました。
 それに、輸送の途中で逃げ出し路傍を這いずり回るハモもいたようで、「山の芋変じて鰻となる」のような、こんな言葉が生まれました。
 ハモは歯が鋭く“食む”が訛った呼び名だそうです。


京の生鱈
 昔、京都では生の鱈が入手できなかったことから、ありえないもの、ありえないことのたとえとして使われました。


魚腹に葬(ほうふ)らる
 海や川で水死して魚の餌になってしまうことから、水死のことをいうんですねー!
 釣り人の皆さんは魚は食っても魚に食われないように!(爆)


漁夫の利
 当事者が争っている間に第三者が利益を得ること。
 ドブ貝とシギが争っている時、そっと近づいた漁夫が両方を捕まえた故事。


腐っても鯛
 もともと良い品質な物は、少々古くなっても価値観は変わらないってたとえです。
 イワシやサバなどは活き腐れっていうほど鮮度が落ちますが、真鯛は細胞の構造からか鮮度が落ちにくいようです。
 釣った直後よりも冷蔵庫で熟成した方が美味しくなるのはこのためでしょうね!


鯨に鯱
 どこまでもつきまとって、害を与えることのたとえです。
 鯨を鯱が追い回してやがては喰らい付くことから。


鯨の子獲れて賑わう三里半
 一頭の鯨は七つの集落を潤おすってことわざがあります。
 子鯨はその半分の集落が賑わうことができたということです。三里半はさんりはんではなく、みさとはんです。
 千葉県内の捕鯨の歴史も古く、醍醐なにがしという網元(?)が、今の鋸南町あたりで捕鯨をやっていたようです。それから館山、白浜、そして現在の和田浦に移転してきました。
 県庁19階に千葉県の捕鯨の歴史がそのように書いてあったです。
 小・中学校の給食で、鯨の生姜焼きとか竜田揚げよく出ましたねー!


グチをこぼす
 イシモチやニベは別名「グチ」と呼ばれていますが、釣り上げた時に「ぐっーぐっー」と泣くような音を出します。
 そこから、不平不満をブツブツ漏らすことを言うようになったようです。
 オオニベのグチはでっかいんだろうねー!


海月(クラゲ)の風向かい
    海に浮かぶクラゲが風に向かっていくように、強敵や運命に逆らって立ち向かっても無駄。


海月の行列
 海月が勝手気ままに浮かんでいるように、きちんと並んでいないことをいいます。
 越前海月が気になりますねー!


車は海へ舟は山
 物事が逆さまであるってこと。


君子の交わりは淡きこと水の如し
 大人物の交際は水のように淡白であるが、友情は永久に変わることがないというたとえです。
 ワシもこうありたいと思ってはいるのですが・・・!
 越後湯沢には「上善如水」って白瀧酒造の旨い酒がありますねー!
   


鯨飲馬食
 多量の飲食を一度にすること。
 鯨が水を飲むように酒を飲み、馬が餌を食むようにたくさんの食物を食べる。
 ワシのことでしょうか!(アセ・アセ)


鯉は焼いても食わぬもの
    他人の恋にヤキモチを焼きなさんな!
 他人が釣り上げた鯉も同じですねー!鯉だけじゃなくて全ての魚がそうでした。!


鯉が踊れば泥鰌も踊る
   自分をわきまえず他人の真似をすること。
 度が過ぎると「鵜の真似をする鴉(からす)水に溺れる。」になりそうです。


鯉の滝のぼり
 黄河の上流にある竜門は急流をなす渓谷ですが、ここを遡上しきった鯉は龍となって天に上がったという故事から立身出世を意味する故事です。「登竜門」はこの故事から。
 金子さんやぼんさんにぴったり!


鯉の一跳ね
 鯉は一跳ねしてまな板の上ではじたばたしないことから、あきらめがよいこと。
 死に際がいさぎよいこと。往生際がよいこと。


香餌の下、必ず死魚あり
   良い香りのする餌のそばには、鈎にかかって釣り上げられ死んだ魚がいることから、利益の陰には身を滅ぼす危険が潜んでいるというたとえです。
 外房港のアジさんたちにはないしょ!ないしょ!


枯魚河を過ぎて泣く
   魚の干物が元棲んでいた川を通り過ぎる時、かってはこの川に棲んでたのにって後悔して泣くということから、人は出処進退を慎重にしなければ後悔するといういましめ。
 外房のアジさんは上杉さんやかまかまさんに開きにされて、海辺に干されているとき泣いてんでねーだろか!(爆)


湖上に魚鬻(ひさ)がず
 魚がたくさん獲れる湖上で魚を売ろうとしても売れないように、たくさん物があれば買う人がいないというたとえです。


炬燵水練
 炬燵にあたって水泳の練習をするようなもので、実際には役に立たない議論のことです。


炬燵に河豚汁
 炬燵に入って身体の養生をしながら、その一方で毒に中る危険がある河豚汁を食べるように、やっていることが矛盾しているたとえです。


鯒の頭には姑の知らぬ身がある
 一見骨ばかりのコチの頭でも、量は少ないけど美味しい身があり、特に頬の肉は特別の美味さ。
 人が捨てるような物にも、よく探せば価値のあるものが見つかるよって例えです。


鯒の行列
 何尾ものコチが一、二列縦隊になって行儀よく並び泳ぐさまをいう。
 勝手気ままな「水母(クラゲ)の行列」とは対照的である。


胡麻鰻は後から
 ウナギの中でも最も美味とされる「胡麻鰻」は、最後に出るの意から、人でも物でも、よいものは後から出るということ。“真打ちは後から”が一般的。
 ウナギには、お国自慢の呼び名、大きさによる呼び名、体色による呼び名等、地方によりいろいろな呼び名がある。




鱓(ゴマメ)でも尾頭付き
 小さくとも体裁の整っているものは立派だという意味だそうです。


鱓(ゴマメ)の歯ぎしり
 ゴマメは、カタクチイワシ(セグロイワシ)の幼魚を干したもので、九十九里の特産品ですね。
 これを煎って、酒、砂糖、味醂、調味料で甘辛く煮付けたものが「田作り」と呼ばれるおせちの一品です。
 力のないひ弱な人間が、やたらと意気込んで憤慨することのたとえです。


強飯に蛸
 美味しくて栄養満点の赤飯と美味しい蛸がいっしょに出されたような、そんな旨い話はそうそうあるものではないので気を付けなさいよ!ってこと。



     


さ 行

竿の先の鈴
 竿の先につけた鈴は、僅かな風、少しの波にも反応してリンリンと鳴りますよねー。
 たいへん喧しいことのたとえで、京都の「いろは歌留多」にあります。
 アジのカゴ釣りでも竿先に鈴付けている釣り人を見かけることがありますが、なんでだろー♪



(さ行で扱いましたが、読みは「うお」です)

魚に芸教える
 実らない無駄な努力のこと。
 でも、芸をするニモに良く似た魚どこかの水族館でやってますねー!


魚は上臈(じょうろう)に焼かせろ、餅は下種(げす)に焼かせろ
 魚を焼くときは、片身ずつしっかりじっくり上臈のように焼くと上手に焼けますが、お餅はすぐに焦げてしまいますので、せっせとこまめに裏返しながら、お腹をすかした下種のように焼くと美味く焼けるという焼き方のコツを教えています。納得!納得!
 「魚は殿様に、餅は乞食に焼かせろ」↓の喩えも同じです。


魚は殿様に焼かせろ、餅は乞食に焼かせろ
 魚を焼くときは、片身ずつしっかりじっくり殿様のように焼くと上手に焼けますが、お餅はすぐに焦げてしまいますので、せっせとこまめに裏返しながら、お腹をすかした乞食のように焼くと美味く焼けるという焼き方のコツを教えています。納得!納得!


魚は強火の遠火
 これも魚を焼くコツのたとえです。
 強火で一気に焼き上げると旨味がそのまま閉じ込められて美味しく焼けますが、火が近いと焦げて炭のようになります。
 以前は七輪の上にクッキーなどが入っていたブリキ缶の底を貫いて置き、その上に焼き網を乗せると美味く焼けましたが、今でしたら、四隅に500个離咫璽覺未鮹屬、バーベキュー用の金網で焼くと美味く焼けます。(上杉流家元直伝!)


魚焼いた網は熱いうちに洗え
   魚を焼いた網は塩分と脂がこびり付いていて冷めるとなかなか取れません。


鮭は銚子限り
 「西海に鮭なく東海に真魚鰹(マナガツオ)なし」。
 サケは寒流系の魚、マナガツオは暖流系の魚。
 サケが産卵のため遡る川の太平洋側の南限は、一応、利根川(銚子)とされてきた。
 サケ・マスの回帰性(成熟してから産卵のため生まれた川に帰ってくる習性=母川回帰)は古くから知られ、この習性を利用して人工採卵孵化放流事業が進み、日本では明治初期以来行われてきた。
 海老で鯛釣るとおなじで、安いつまらない物を餌に高価な大物を得ることのたとえです。
    


鮭の洲走り滝登り
 鮭缶や荒巻鮭のポスターに、サケがオーロラや氷山をバックに跳躍している雄大なものがある。
 その絵のように、川に遡上したサケは種族の繁栄を希求し、その本能が推進力となって、前途を拒むあらゆる障害に立ち向かい、浅瀬は体を寝かせて平を打ち、中州や砂州は飛ぶように走り抜け、急流はものともせず、少々の瀧や堰はジャンプして越える。
 それは涙ぐましいまでの光景で、「鯉の瀧登り」など足下にも及ばない。
         


雑魚で鯛を釣る
 海老で鯛釣るとおなじで、安いつまらない物を餌に高価な大物を得ることのたとえです。
 さしづめワシは「バイオでアジ釣る」ってとこだす。(^^/ 


雑魚寝
 網を曳いて魚を獲ると、目的以外の価値のないいろいろな魚も網に入ります。
 これが雑魚ですが、目的の価値ある魚を取った後の雑魚のような寝方、頭と足が、男と女が、あちこち入り乱れて寝いてるようすが雑魚寝です。


雑魚の魚交じり
 能力や知恵の劣る者が高い者に交じっていて場違いだ。という表現です。
 「海老の鯛交じり」ともいいます。


雑魚も魚鰭
 雑魚にも鰭があるように、大きさに違いはあっても持つべきものはちゃんと持っているってことですね。


サザエに金米糖(こんぺいとう)
 言葉や態度に、角(かど・つの)やトゲのある人達のたとえです。
    


サザエの拳、白魚の手
 男と女の手を例えたものです。ワシの手はサザエのようですし、レイコママさんやりえぞうさんの手は白魚のようです。(汗・アセ)
 サザエは、国産の手の拳大の物が美味いですねー!内臓の白いのがオス、濃い緑色したのがメスです。オスの内臓は癖がなく美味いですねー!
 以前民宿をやってたとき、仲買業者が、外房産のアワビやサザエを築地市場に出荷して、帰りに朝鮮産のサザエやハマグリを買って帰り、民宿やお土産用に魚屋さんに卸していました。
 もう時効でしょうが、お客さんには悪いことをしました。反省しています。


五月鮒(さつきブナ)嫁に食わすと子沢山
 五月に獲れる子持ち鮒は美味と言われています。
 美味しいこととタマゴをかけたことわざですが「五月鮒は嫁に食わすな」ってのもあります。


鯖(サバ)折り
 相撲の決まり手の一つです。たしか、相手の両まわしを引き付けて、自分の体重をかけて、相手の腰を折るように倒す技だったと思います。
 釣ったサバを手早く〆るのに、延髄にナイフを入れて骨を折るように後ろに曲げる方法に似ていることから名付けられたようです。


鯖(サバ)の生き腐れ
 サバなどの青魚は、身が柔らかく、また、血合いが多くたいへん傷み易い性質を有しています。
 見た目は新鮮なようでも傷んでいる場合があるから、生では食べないようにという教訓を含んでもいます。
 釣りたてのマサバを刺身で食べると絶品だそうですが、アタルのが怖くていまだに刺身では食していません。ワシは「おっかながりぼう」なもんで!(アセ・アセ)


鯖はぐいぐい、鯵はもぞもぞ
 普通、アジは底、サバはその上にいるが、混棲していることもあり、初心のうちはどちらが食ったものか分からない。
 サバのつもりで強く合わせるとアジの口が切れて逃げられてしまい、アジかと思って小さく弱く合わせるとサバにハリが刺さらず逃げられてしまう。
 その失敗がないように、両者の魚信(アタリ)の違いを一言で表した言葉。
 釣りの醍醐味は「合わせ」にある。


鯖(サバ)を読む
 数や勘定をごまかすことをサバを読むと言いますが、説が二つあります。
 1つは、魚市場で、傷みやすいサバを手早く数えるために、大まかに数えたってもの。
 今ひとつは、市場の商人が計算をごまかす「魚市場(いさば)読み」が語源というもの。
 「ひとよ〜ひとひと、ふたよ〜ふたふた」って言いながら、3匹の真鯛を自分の籠に入れちゃう魚市場(いさば)読みがさば読みに変化した説ですねー。
 ちなみに、青果市場のことは「やっちゃば」と言います。


猿が魚釣る
 猿が人まねして尾で魚釣りしたことから、人まねしても失敗することのたとえです。
 その反対が「習うより真似よ」釣れてる人に教わるより、その人の真似をしなさいってたとえもありますが、そっくり真似ることがポイントで中途半端は失敗のもとです。(爆)
 外房釣師会の釣師は親切に教えちゃいますから、聞いたほうが得ですよ。


猿の水練、魚の木登り
 見当違いのことや正反対のことをするたとえに使われています。


3月・4月の陸カジカ
 長野県犀川には、早春に産卵のために遡上してくるカジカを筌(うけ)と呼ばれる罠で獲る伝統的な漁法があります。
 遡上は3月から4月がピークですが、資源保護のため2月末で漁を終えます。
 カジカの産卵期と岸に近い産卵場所を教えたことわざですね。
    


3月鮃(ヒラメ)は犬も食わぬ!
 産卵期が近づく3月のヒラメは身がパサパサで、犬も食べないほど美味しくないってたとえです。「3月ヒラメは猫またぎ!」と同じです。


3月鮃(ヒラメ)は猫またぎ
 産卵期が近づく3月のヒラメは身がパサパサで、猫がまたいで通るほど美味しくないってたとえです。「3月ヒラメは犬も食わぬ!」と同じです。


秋刀魚が出ると按摩が引っ込む
 秋に三陸沖で獲れる旬の脂の乗った秋刀魚は本当に美味ですよね。
 栄養価が高いこの秋刀魚は肩凝りにも良く効くそうで、秋刀魚が出回るとマッサージを呼ぶお客さんが減るほどだそうです。
 サンマの鮮度は、目が澄んでいて、皮が光っていて、尖った口先がオリーブ色しているものが活きが良い基準です。「新鮮サンマ」は獲れたてのサンマを船内冷凍し翌年に販売するもの、「新サンマ」はその年に獲れたサンマです。鮮度を現す呼び方じゃないんです!
 「蜜柑が黄色くなると医者が青くなる」と同意ですね。


潮先の鯔
 飛び上がっている、ということの洒落。飛び上がる=突飛な行動をすること。
 潮が差して来るとき、イナが水面に跳ねることからの言葉。


四海兄弟(しかいけいてい)
 四海というのは、四方に広がる海のことで世界を表しています。
 世界中が兄弟のように仲良くしようってことですか。


四海波静か
 世界中が波静かなようすから、世界平和のことですね。


蜆千より法螺貝一つ
 役に立たないものがたくさんあるより、役立つものが一つあるほうがよいというたとえ。


蜆貝で海を量る
 シジミの貝殻で海の水量を量るようなことですね。


品川海苔は伊豆の磯餅
 品川では海苔と呼んでいるものが、伊豆では磯餅と呼ばれている。
 同じ物でも地方にはそれぞれの呼び名があるものだ。ってたとえですね。
 品川海苔とは、後に浅草海苔と呼ばれました。


小水の魚
 水が減っている小さな水溜りの魚のように、やがては死する運命にあるというたとえです。


白魚の肝のよう
 気が小さい小心者のたとえです。(多分島根県)
 心臓に毛が生えている誰かさんには無縁のことわざです!(爆)


白魚もさかな 鯨もさかな
 大小などのみかけだけで人や物を判断してはいけない。本質を見極めよ!


水行して講竜を避けざるは漁夫の勇なり
 どんな職業にもそれなりの危険が付きものであり、勇気が必要であるってことです。


水魚の交わり
 水と魚の関係のように、密接な仲の良い友達関係。
 外房釣師会の仲間はそうありたいと集まった釣り好き集団ですね。


鮨は小鰭(コハダ)に止めを刺す
 コハダは酢で〆ても生臭い魚です。他の鮨に生臭さが移らないように別にしておいて最後に食べる。って説と鮨はコハダが飽きがこなくて美味いって説です。どっちだろう!
 ねぇ!コハダ名人の金子さん!


雀、海中に入って蛤となる
 物事が大きく変化することのたとえだそうですが、ありえませんよねー!


積羽舟を沈む
 軽い鳥の羽でも大量に積み込めば舟を沈めることから、小さなものもたくさん集まれば力になるってたとえです。


赤手を以って江河を障う
 素手で大河を堰き止めること。江は長江、河は黄河のことです。
 独力で大事業を行うことのたとえとして使う場合と、不可能なことのたとえとするものとの二通りに使われます。


銭無き男は帆の無き舟の如し
 財力の無い男は、思ったとおりに行動することが出来ないってたとえです。
 ワシは金も力も色男でもないもんで!(爆)


千鈞も船を得れば則ち浮かぶ
 勢いに乗れば困難なことでも成功するというたとえですね。
 何時もあやかりたいと思っているんですが、乗せられるのは「口車」ばっかーです。(爆)


船頭多くして船よく山を登る
 船頭さんがたくさんいると、あっちだ、こっちだとあらぬ方向に進み、とんでもないところに行き着いてしまう。
 リーダーが多いと議論がまとまらず、結論や方向性がみいだせないということ。


鱣(せん)は蛇に似たり、蚕は蠋(しょく)に似たり
 漁師は蛇に似た鱧も手で掴むし、養蚕農家の女性は芋虫に似た蚕も手で掴む。
 人は、自分の利益のためなら、怖いことでも嫌なことでも平気で出来るよってたとえです。
 ワシも鱧なら手掴みできますが、ウツボは手が出せませんね!(冷や汗!)


滄海の遺珠
 大海に取り残された大きな真珠から、世の中に知られずに埋もれている人材、賢者のこと。


滄海の一粟(いちぞく)
 大海の一粒の粟のように極めて小さく消え行くものから人間の命ははかないものだというときに使いますねー。


そうはいかぬ、烏賊の睾丸(きんたま)
 「相手の思いどおりにはことが運ばないよ」ってたとえに使います。男性専用(爆)


俎上の魚、江海に移る
 落命する恐れがある危険な運命を逃れて、安全な場所に移るたとえです。
 絶体絶命の大ピンチを脱したことですねー。
 FFパパが釣り上げてバケツに活けたアジ、ユウチュンがバケツを蹴飛ばしたために海に帰って命拾いしたようなものです。(爆)


俎上の鯉
 コイはまな板に乗せるとピタッと動かなくなるそうです。何事にも動じない武士道の心意気って感じですねー!


その手は桑名の焼蛤
 その手は食いませんよ!



     


た 行

大海の一滴
 大海の一粒の水滴のように極めて小さく消え行くものから人間の命ははかないものだというときに使いますねー。


大海は芥(あくた)を選ばず
 大人物になるとどのような相手でも受け入れるってことです。
 これは、コバちゃんにぴったりだなー!


大海を手で塞ぐ
 出来もしないことのたとえです。


大海を耳掻きで測る
 あさはかな知識しかないのに大きな問題を論じたり、判断したりすること。
 「貝殻で海を測る」も同意味


大魚は小池に棲まず
 才能のある人はその才能にあった場所を選ぶ。相応しくない場所に留まっては居ないってこと。


鯛なくば狗母魚(えそ)
 かまぼこの最上食材の真鯛が無ければ味の劣る狗母魚を使って造るしかないでしょう。
 良いものが無ければ、それに代わるもので我慢するより他にないですよね!


鯛の尾よりも鰯の頭
 大きな団体の末席にいるより、小さくても頭やってたほうがやりがいがあるってことかな。
 「寄らば大樹の陰」とは正反対のことわざですね。


鯛も一人じゃうまからず
 どんなに美味しい鯛でも一人寂しく食べたんでは美味しくない。
 食事は気の合った家族や仲間と食べた方が美味しい。ってことですねー


鯛も平目も食うた者が知る
 いくら、見たり聞いたり書物を読んだりしても、実際に経験しなければ物事の本質は見えてこない。わからない。その通りですねー!


高い舟借りて安い小魚を釣る
 採算が合わなくても好きなことのためには金を惜しまない道楽者のこと。
 「うん十万円の釣竿でトウゴロウイワシ釣ってるどこぞのオッチャン!」(爆)


蛸足
 タコの足は8本ですね。1つのコンセントからタコの足のようにたくさんの線を繫ぐことをタコ足配線といいます。火災の原因になりますから止めましょう。
   


蛸配
 タコは空腹になると自分の足を食べてしまうといわれています。
 少ない利潤を多くあったように見せかけて、利益以上に配当をたくさん付けてしまうことをタコ配っていいます。


蛸部屋
 工事現場の作業員宿舎などの狭い部屋におおぜいの作業員が押し込められることをタコ部屋って呼んでます。
 戦前の炭鉱で、炭塵で真っ黒になった顔とタコに墨をかけられた顔をかけていますね。


蛸に骨なし海月(クラゲ)に目なし
 わかりきったことのたとえです。


卵の殻で海を渡る
 非常に危険な行為やとうてい無理なことのたとえです。


鱈汁(タラチリ)と雪道は後が良い
 鱈汁は後になればなるほど身がほぐれて出汁もでて美味しくなる。雪道も多くの人が歩いた後のほうが雪が踏み固められて歩きやすい。(納得)!


鱈は馬の鼻息でも煮える
 鱈の身は柔らかく、水分が多いので煮えやすいことをいった言葉。
 鱈は馬の鼻息で煮る」とも言う。“鼻息”は一つの形容で極く弱い火のこと。


鱈腹(たらふく)
 タラは貝でも蟹でもお腹一杯食べてしまうからいつも大きなお腹を抱えています。
 お腹いっぱい食べることをたら腹食うと言います。ワシもそうです。(爆)


池魚のわざわい
 盗賊が隠したとされる宝物を探すために、池の水を干されてそこに棲んでいる魚が巻き添えで犠牲になること。
 巻き添えによって受ける災難のことをいうたとえです。


池魚を畜う者は必ず猵獺(へんだつ)を去る
 池で魚を飼おうとする者は必ず川獺を近づけないようにする。
 なにか事業をはじめようとする場合は、妨げとなる障害を取り除いて安全な状態にしなければ成功しないってたとえです。


千切れても錦、腐っても鯛
 「腐っても鯛」を見てくださいね。


長鯨の百川を吸えるが如く
 大きな鯨が多く川の水を次々に飲み干すような大酒飲みのこと。
     yotanamiさんのことだっぺー!(爆)


沈魚落雁
 見た魚が深みに潜み、見た雁は地上に落ちてしまうほどの絶世の美女を形容する言葉。
 閉月羞花と続く。
 ワシも外房堤防で絶世の美女に会って海に落ちて見たい!(爆)


月夜の蟹
 月夜の蟹には身がないことから、頭が空っぽの人のたとえです。
 使い方間違えるとえらい目にあいますよ。


梅雨時に雨の多い年は蛸、烏賊が少ない。
 タコ、イカが孵化するのは春。「蛸の真水嫌い」で、彼等の大敵は雨。
 梅雨に雨が多い年は、海水の塩分濃度が薄れ、稚蛸、稚烏賊が死んでしまって不漁となることが多い。


釣りすれども綱せず
 魚を一匹ずつ釣っても、はえ縄で一度に根こそぎ獲るようなことはしない。
 むやみに殺生しないことが仁者のとるべき態度ですよ。
    


釣りは鮒にはじまり鮒に終える
 子供の頃、最初に釣った魚はマブナって人が多いと思います。この頃の鮒釣りは篠竹にテグスを結んで餌はミミズでしたから、誰でも簡単に楽しめました。
 マブナはどこにもいましたし良く釣れましたが、その後は淡水では鯉、鮎、ウグイ、山女、岩魚、海ならキス、アジ、スズキ、クロダイなどをターゲットに釣りをしますが、人も枯れてくると釣るのが難しく趣の深いヘラブナに変わってきます。
 でも、ワシは最後まで枯れないからヘラブナ釣りで終わらないと思いますけど!
 コバちゃん! ヘラ鮒仕掛けでアジ釣っているのは枯れてない証拠じゃん!(爆)


釣り下手の道具調べ
 釣りの技量がない釣り人に限って道具にうるさく、あれこれと選びたがるって戒めです。(爆)


釣りをする馬鹿それ見る阿呆
 釣師を馬鹿にしくさって!プンプン怒ったってしゃーねーさ。(爆)


出鱈目(でたらめ)
 タラは手当たり次第食べてしまうことから、出たとこ勝負で適当な賽の目にハルような、いい加減な行動を出鱈目って言うようになったとか。出鱈目な釣り方ではアジも釣れませんね(爆)


轍鮒(てっぷ)の急
 牛車の轍にできた水溜りの鮒のように、危険が目前に迫っている状態こと。


鉄砲
 関東では河豚のことを鉄砲といいます。
 河豚の毒は強く中ると死に至りますが、鉄砲も実弾に当れば死傷します。
 河豚はめったに中りませんが、「たまに中れば死ぬ」から「弾に当れば死ぬ」をかけたことわざですね。
 「てっちり」は鉄砲の入ったちり鍋のことで、関東から西日本に広まり一般化されました。


出船に船頭待たず
 風待ちの船が順風が吹いてきたら陸に上がっている船頭を待たないで出港するように、チャンスが到来したら周りの状況や事情にかまわずにすぐ行動に移しなさいというたとえです。


出船の纜(ともづな)を引く
 出船のとも綱を引いて止めようとするような、あきらめきれずに未練がましい態度のこと。
 纜とは、船を係留する主となる綱のこと。


天を指して魚を射る
 見当違いな間違った方法では、目的を達することは出来ませんってことです。


とかく目高(メダカ)は群れたがる
 小物はメダカのように群れで行動したがる。一人で行動する度胸も知恵もない。
 そういえば、飼育しているクロメダカは何時も群れています。5月には半分を採取した場所に放流し、新たなメダカを採取して繁殖させます。絶滅危惧種なんです。


泥鰌の地団駄
 自分の非力を省みずに強い者に立ち向かうこと。
 「ゴマメの歯軋り」と同意義です。


鯔(トド)のつまり
 ボラは、オボコ、スバシリ、イナ、ボラ、トドって成長するに従って呼び名が変わる出世魚ってことは「イナセ」の項で書きました。
 スズキやブリのように出世魚の殆んどが最終の成魚名が最も有名なのが一般的ですが、トドだけが例外です。
   結局はとか結論は、或いは最後にはというような時に使います。
 「からすみ」がトドの卵巣ってご存知でしたか!伊豆半島でも10月頃に漁獲したトドから摘出して天日に干してべっ甲色に仕上げて売ってます。


飛魚の豊漁は天草の不作
 理由ははっきりしませんが、何故か不思議に当たるそうです。
 飛魚は、その名の通り唯一滑空する魚。
 一飛び500メートル、水面からの高さ約7メートル、滞空時間42秒がギネス記録されています。
 飛び立つときの時速は約70キロメートルと自動車並み。
 天草は寒天の材料となる海藻です。〈伊豆七島に伝わる言葉〉


土用の蛸は親にも食わすな
 真ダコは真夏の抱卵期が旬といわれ、5月の連休頃から東京湾のタコ釣が始まります。
 タコテンヤという2本のカケ鈎に蟹を縛り付けて、小突くように蟹を躍らせて釣ります。
 真夏の旬の真ダコがたいへん美味しいので親に食べさせるのさえ惜しいということです。
 嫁に食わせないのが秋サバと秋茄子、親に食わせないのが土用のタコ。へぇー!


泥に酔うた鮒
 泥水の中でアップアップしてもがいている鮒のような状態。


呑舟の魚枝流に泳がず
 大物は小事にこだわらないってことですねー!



呑舟の魚も水を失えば則ち螻蟻に制せられる
 優れた大人物であっても、その才能を活かす場を与えられなければどうにもならないってこと。


呑鉤の魚は飢えを忍ばざるを嘆く
 鉤を飲み込んで釣り上げられた魚が、飢えを我慢すればよかったと嘆くように、ことが起きてから、後悔しても手遅れだというたとえです。
   ワシは何時も「食いすぎたー」「飲みすぎたー」って悔やんでます。(笑笑)   




     


な 行

流れる川に大魚なし
 さらさら流れる小川には大魚は棲まない。
 大人物は活躍できる場があってはじめてその能力が発揮されるってこと。
 


菜種河豚(フグ)は食べるな
 菜種が咲く頃はフグが産卵期を迎え、卵巣の毒性が強まるんだそうです。
 フグの毒性が強まるこの時期はフグ料理店もフグ以外の料理をだしますね。
 


夏座敷と鰈(カレイ)は縁側がよい
 ヒラメやカレイの背ビレと腹ビレの付け根を縁側と読んで珍重していますが、ここの部分は絶えず動かしているため、筋肉質でコリコリした美味しいところです。
 夏の座敷は風通しのよい縁側が涼しくて一番だ。ということですが、ヒラメもカレイも冬場が旬です。


夏の鯵は痩せっぽ
 やせた人のたとえに使いますねー。
 初夏(5月頃)のアジは産卵を終えたばかりで脂も落ちて痩せています。
 私は晩秋のアジですね!脂が乗って丸々と太ってますから・・・・・(爆)!


夏のサザエで口ばかり
 夏のサザエは痩せていて美味しくない。
 大口をたたく人や口だけで行動が伴わない人のたとえです。
 「夏のサザエ」って縮めることもあります。


夏の蛤犬跨ぎ
 夏のハマグリは産卵後でやせ細ってまずい。!
 ヒラメにしてもハマグリにしても跨ぐのは犬と猫だけですねー!


夏の蛤
 商品を見てるだけで買ってくれないお客のこと。
 「夏のハマグリは身腐っても貝腐らぬ」「夏のハマグリは見くさっても買いくさらぬ」


夏は鰹に冬鮪
 カツオとマグロの旬ですね!
 カツオは、晩春から初夏にかけて、黒潮に乗ってやって来ます。九州鹿児島沖から北上を続け、5月の連休前後に勝浦沖に至りさらに北上します。
 餌を鱈腹食べて脂肪をつけたカツオは北海道沖でUターンして南に向かいますが、10月頃が房総沖での戻りカツオの漁期でしょうか。勝浦港は土佐の一本釣り漁船が次々に入港してきます。
 私は、サッパリした初ガツオより、脂の乗った戻りガツオが好きです。
 一方マグロは、カツオに少し遅れて北上しますが、日本海を北上するマグロは青函海峡付近でイカなどをたっぷり食べて、最高級品に変身します。
 青森県大間のマグロ釣り漁師は、1本150万円もするマグロに勝負をかけています。


七皿食って鮫臭い
 さんざん料理を食べておいてその料理をけなすこと。
 鮫はアンモニア臭があるからなー。
 mikoさんは表紙のドチザメ食べたんかしー!


海鼠(ナマコ)に藁
 ナマコを藁で縛ろうとすると身が切れるか、縮んでしまいます。
 相手がたちまち弱って閉口する様子です。
 かみさんの前のワシ?(自爆)


海鼠(ナマコ)の化けたよう
 みにくいものの表現です。やだねーこういう言い方。ワシは嫌いだ!(怒)


逃がした魚
 もう少しで手に入る寸前で釣り逃がした魚はとても大きく感じるものだ。
 釣り逃がしたアジでさえそう思いますから、ものごとも同じですよっね!


西風と夫婦喧嘩は夕限り
 夫婦喧嘩していても、夜同衾すれば仲直りする。西風も夜になれば治まる。
 これは味があるぞー!「夫婦喧嘩と北風は夜になりゃ凪る。」(フムフム)意味深!
 かまかまさんご夫妻のことかなぁ!(爆)


鰊曇り
 「鰊模様」ともいう。
 北海道の早春(2月末〜4月)の、ニシンが取れる頃のどんよりと曇った空模様のこと。
 何故かニシンは晴天の日より雲が低く垂れこめ、雲量10(空一面を雲が覆い、切れ間が少しもないこと)の日に産卵のため接岸する。
 イワシとは反対の傾向にある。


二八月に思う子舟に乗すな
 二月と八月は天候が安定せず海が時化て荒れることが多いので、大切な子供は舟に乗せるな!


二八月は船頭のあぐみ時
 二月と八月は天候が安定せず海が時化て荒れることが多いので、船頭が手こずる!


ニベもない
 ひどく無愛想なことを「ニベもない」って言います。
 イシモチと同じグチの仲間ですが、鹿島から外房のサーフから釣れるのはほとんどがニベであるといっても過言ではありません。尾鰭の形で識別します。
 以前12チャンネルで、瀬戸内のイシモチ釣りやってましたが、70冂兇梁臺を大塚キャスターが連発していました。
ニベの浮袋は膠(にかわ)質で粘着性があることから親密な間柄を指し、逆にひどく無愛想なことを「ニベもない」といいます。


女房を質に入れても初鰹
 江戸っ子の粋と気風を歌ったものですね!
 小田原沖から鎌倉沖が初ガツオの漁場、漁を終えた漁船を三浦三崎で待ち受けた早船にカツオを積み替え、魚河岸まで全速力で運び、その日の夕方には天秤棒で桶に入ったカツオを担いで江戸中を売り歩いたとされています。
 初ガツオを食べると75日寿命が延びたといわれていましたし、その時期はお金がなくて奥さんを質に入れてでも初物のカツオを食べたかったんでしょう。
 うちのかみさんなら質屋がお断りだろうけど!(自爆)


塗り箸で海鼠(ナマコ)を挟む
 塗り箸でヌルヌルしたナマコはなかなかつかみどころがありません。
 「無駄な努力」のことを言い表わしています。


猫を追うより魚をどかせ
 いくら猫を追い払ってもそこに魚がある限りまた来るよ!だからが原因の魚をどかした方が良いよ。
 物事は原因に対して対処した方がいいってことですね。


猫が肥えれば鰹節はやせる
 鰹節を食べて猫が太れば、その一方で鰹節はやせる。
 一方が得をすれば、片一方は損をするという意。


猫に鰹節
 みすみす猫に食べられてしまうのに鰹節をそのままにしておく!
 相手にみすみす利益をあげさせてしまうこと。


猫にサザエ
 まったく手が出ない!


猫の精進
 好物の魚を目の前にして、食べなさいといわれてるのに、「いいえ結構です」と表面上は辞退する猫のような行為のこと。



     


は 行

鯊釣りは彼岸から
 ハゼは秋の魚。それも彼岸の頃から型が揃い、釣りの味も食べる味もおあつらえ向けになる。
 だが、それを待ち切れずに七月頃から赤ん坊のデキハゼ(出来鯊=その年に生まれた子鯊)を釣る人もあるが、「季に非ざる魚は釣らず」を徹底したいもの。



鯊(ハゼ)ならば釣ってきなよと女房いい
 ハゼの人気の最大の理由は釣りやすいこと。
 汽水・沿岸と何処ででも釣れること。そして食べては癖がなく、誰の口にも合い、天麩羅・洗い・甘露煮(鯊甘)・佃煮と、レパートリーが広く、人と競うのでなければ、粗末な仕掛けで晩のオカズぐらいは釣れるから女房も喜ぶ。
 ハゼは庶民の釣り、庶民の魚である。
     



鯊(ハゼ)は飛んでも一代、鰻(ウナギ)はのめっても一代
 人は、どのような生活を送ろうとも、貴賎の差なく一生は一生だ。
 ↓の「鱧も一期海老も一期」と同じですよ。



鯊の鈎ではたやは釣れぬ
 鯊を釣る小さな鈎では真鯛は釣れない。  はたや=真鯛
 僅かな利益を与えても人を動かすことは出来ないってことです。



畑に蛤
 ハマグリを探して畑を掘っているように、見当違いで無駄な行動。
 「畑に蛤を求む」って使うことも。



八丈のフグと八丈の気象台はあたらない
 「八丈の河豚」とは、ハリセンボン科の「石垣河豚」のことで、無毒美味。
 食べても中らない。
 天気予報は、かなりの確率で当たるようになったが、局地の予報は外れることも多い。
 少し皮肉った言い方とも受け取れるが、フグが中(あた)らない、安心して食べられることを強調したものでしょう。(八丈地方の言葉)
     



鼻糞で鯛を釣る
 つまらない餌で価値ある鯛を釣り上げること!
 「蝦で鯛を釣る」「雑魚で鯛を釣る」のほうが綺麗じゃねーの!



花見過ぎたら牡蛎(カキ)食うな
 牡蛎は5〜8月が産卵期、生殖巣が成熟すると毒化しやすく貝毒による食中毒を起すので注意しなさいという教えです。
 この時期に銚子で獲れる岩牡蛎には毒がないんでしょうね!実に美味いですよ!



鱧(ハモ)も一期海老も一期
 鱧は京都で珍重された夏の魚です。
 祇園祭のころ、好んで食されるようで、鱧は夏の風物詩、俳句の季語です。
 鱧と海老は、価値も姿かたちも味も全て異なるけども、どちらも一生は一生である。
 人も、身分の上下、貧富など様々であるが、同じように一生をおくるものだ。ってこと。


干潟の鰯
 手も足も出ません!(なるほどねー)


膝で鰻を折る
 「木に縁りて魚を求む」(孟子)と同義語。
 あることを行うにあたって手段・方法が適切でないことをあざ笑っていう言葉。
 フランスの諺に「膝で腸詰を折る」というのがあり、食生活の違いが表れている。


左鮃に右鰈
 ヒラメとカレイの見分け方で、背ビレを上にしてみたとき、頭が左にあるのがヒラメで、右にあるのがカレイです。
 しかし、ヌマガレイのように左に顔があるカレイもいますので、困ったもんだ!(爆)


一浦違えば七浦違う
 一つの漁村の漁の良し悪しが、その付近の漁村にも大きな影響を及ぼす。
 勝浦港が釣れないと外房の港全部の釣りに影響があるってのちとちがうか!(爆)


比目の魚
 想像上の魚、比目の魚はヒラメに良く似た魚で目が一つしかないため、二匹揃わないと泳げない。と言われている。
 夫婦仲が良いことのたとえです。


百川海に朝す
 あらゆる川が海に流れ込むように、利益のあるところに人は自然に集まってくる!


百川海に学んで海に至る
 大人物を目標にして修養を積んでいればついには立派な人格を備えた人物になるってことだけど、ワシ今からがんばっべぇー!


百里の海も一夫に飲ましむる能わず
 大海の水も一人の男ののどを潤おすことが出来ない。
 いくら量が多くても役に立たないことがある。


ヒラメ社員
 鮃は海底の砂から目だけを出して、獲物が来ないか、危険はないか常にキョロキョロ見ている習性があります。
 そこで、上司のご機嫌を窺ったり、能力以上の出世ばかりを気にしている社員を平目社員と呼んでいるとか。貴方の周りにいませんか?(爆)


鮃四十鯒二十
 鮃や鯒釣りは、イワシやメゴチなどの活き餌を使いますはが、餌は一息に飲み込みませんので、早合わせするとすっぽ抜けてしまいます。
 合わせのタイミングを言い表していますが、実際にはその半分程度でいいようです。
 竿先が突っ込んだ時がタイミングが共通の認識でしょう。


瓢箪で鯰を押さえる
 のらりくらりとしていてとらえどころがないこと。


貧乏秋刀魚に福鰯
 寒流に乗って来る秋刀魚が獲れる時は冷害で農作物は不作、逆に黒潮とともにやってくる
 鰯が獲れる時は豊作が期待できる。サンマもイワシも豊漁な年はどうなの?


夫婦喧嘩と北風は夜凪がする
 夫婦喧嘩していても、夜同衾すれば仲直りする。北風も夜になれば治まる。
 これは味があるぞー!「西風と夫婦喧嘩は夕限り」ってのも同じで(フムフム)意味深!


河豚食う無分別、食わぬ無分別
 死に至る毒があるフグをむやみやたらに食べるのは無分別だ。また、毒に中るのではと美味しいフグを食べないのも無分別だ。
 言いえて妙です。
 外房のアジ釣りに大きなアカメフグが外道で釣れますが、命惜しくてリリースしています。
 漁協の生簀には水揚げされて出荷を待っているのが元気に泳いでいるのにね!
 ワシはフグより命が惜しいもんで。(爆)!


河豚食った猫の腰
 フグを食べて中毒した猫の腰のようにあっちふらふらこっちふらふらと腰が落ちついてない「腰抜け」ってことですね。しゃれた言い方でんナー。


河豚と間男は食い初むと堪忍ならぬもの
 フグも間男も一命にかかわることであるが、一度味をしめると止められぬもの。
 ご覧のあなたは大丈夫でしょうか!(爆)
 「やめられない♪止められない♪かっぱえびせん!」


河豚にも中れば鯛にも中る
 フグはご存知のように毒を持っていて中毒することもあるが、タイでも食中毒起こすこと。
 運が悪けりゃ安全といわれていても、事故や害になるということです。


淵に臨みて魚を羨むは、退いて網を結ぶに如かず
 淵のそばで魚が欲しいと見てるより、家に帰って網を作ったほうが良い。
 他人の幸せを羨んでるより、自分が幸せになる方策を考えなさい!
 ワシも淵のそばで指咥えてるタイプかなぁ!(爆)


釜中の魚
 危険が目前に差し迫っているにもかかわらず、気づかずにのんびりとしていることのたとえです。


鮒の仲間には鮒が王
 つまらないものの集団では、やっぱりつまらないものが長になるってこと!


舟覆りて及ち善く游ぐる見る
 舟がひっくり返って初めて泳ぎが上手いことを知った。
 人の才能や実力は普段はあんまりわからないが、何かことが起こるとはっきりとわかるものであるってたとえですねー!


舟に懲りて輿を忌む
 船酔いに懲りて同じ揺れる乗り物である輿を怖がったってことから、一度の失敗に懲りて必要以上に臆病になること。
 「羹に懲りて膾を吹く」と同意語ですよ。


船には水より火を恐る
 船が水に沈むことよりも火事になることの方が怖い!


船に櫓櫂のないよう
 一番大切なものがなくてどうしようもないたとえです。


船は船頭にまかせよ

 なにごともその道の専門家に任せた方が上手くいきますねー!
 「餅は餅屋」ってことでしょう!


船は帆でもつ帆は船でもつ

 世の中は持ちつ持たれつ、お互いが助け合ってうまくいくってことです。


船はまかせ 帆は風まかせ

 あれこれ思い悩まずに成り行きにまかせなさい。
 ワシは何時でもまかせっぱなしだよ!(アセアセ)


船を焼く
 乗ってきた船を焼いて退路を断ち、決死の覚悟で合戦に望んだってことから、必死の覚悟で物事にあたるって意味です。
 「船を沈めて釜を破る。」ともいいます。


船を陸に押す
 無理を押し通そうとすることです。


鰤起しの荒れ
 ブリは冬の魚。その頃の日本海は荒れる。
 十二月になって鉛色の雲が厚く低く垂れて海と続き、雷鳴が轟く。
 この雷鳴を「鰤起こし」という〈能登地方の言葉〉。


鰤(ブリ)は北風が吹いた後に来る
 富山では11月から12月にかけてふく北風を「ブリ起こし」っていうそうです。
 この風が吹くと定置網に入るお正月用のブリが豊漁になるからです。
 昔、大晦日に食べる魚を「歳取り魚」と呼んでいたそうで、今でも東日本ではサケ、西日本はブリが好んで食されています。


鰤みたいな鰯、鰯みたいな鰤
 嫁の里から送られて来るものは、大きなブリでもイワシのように小さく感じ、自分の娘やその嫁ぎ先に送るものは大きく見えるということ。
 また、娘の嫁ぎ先にブリを贈るとき、贈る方はかなり気張って大物を選んだつもりでも、貰った側ではイワシのように小さく感じる意、ともいう。
 さらに、嫁を貰って初めての正月には、嫁の実家にブリを贈ることを例とした。
 こちらは「嫁御ブリがいい」の暗号。出典が明らかでないが、ブリの贈答の習慣から推して北陸地方であろう。


帆掛け舟に櫓を押す
 力や勢いのあるものに更に力を加えて勢いを付けること。


盆過ぎての鯖商い
 その昔、お盆にサバの干物を贈答品にする習慣があったそうです。
 お盆が近づくとサバの値段が高騰しますが、盆が終われば値が下がります。
 チャンスを逃して役に立たないことを言います。
 時合いが過ぎてから懸命にアジ釣っている姿にダブります。!



     


ま 行

待てば海路の日和あり
 船での旅は、風待ち、凪待ちで計画通りには進まないが、待っていればきっと船旅に最適な日和が来るよ!慌てなくていいんだよ!


水広ければ魚大なり
 水が満たされて広いところには大きな魚が棲んでいる。
 リーダーの度量が広ければ有能な人材が集まってくる。納得!


水清ければ魚棲まず
 水が澄んでいれば、餌もなく隠れる場所もないから魚が棲まないように、清廉潔癖も度が過ぎれば人に敬遠されて孤立してしまうよ。
 メジナもクロダイも濁りが入った時の方が釣れますよね。
 ラリさん得意のバス釣りも濁りがポイントですかねー!


水積もって魚集まる
 うまい儲け話があるところには自然に人が集まってくるというたとえです。


水を得た魚
 自分に適した活躍の場を与えられて、活き活きと活躍するようす。!
 いいねーこんなの! 理想の生き方だねー!


港口の難船
 成就まで後一歩ってところで失敗することです。


麦の穂が出たらアサリ食うな
 麦の穂が出る5月はアサリやハマグリの産卵期です。生殖巣が成熟すると毒化する恐れがあり、貝毒による食中毒が心配されます。


麦飯で鯉を釣る
 僅かな元手で大きな利益を得ることです。
 「蝦で鯛を釣る」「雑魚で鯛を釣る」も同意語ですね。


麦わら蛸に祭り鱧
 初夏に獲れるタコと夏祭りの頃のハモは美味しいと旬を言い当てたもの。
 関東ではハモを食べないから関西のことわざでしょう。明石のタコは有名ですし、夏の祭りは多分京都の祇園祭りでしょう!


目からウロコ
 よく理解できなかったことが、何かをきっかけにして急に理解できるようになることをいいます。
 その原典が「聖書」にあったことは全く意外でした。


目黒の秋刀魚
 場違いな物事を褒めること。
 落語にもありますからご存知でしょう。
 徳川三代将軍家光が鷹狩りに出かけ、空腹を覚えて茶店(農家という説も)に立ち寄ります。
 主が自分の昼食用焼いていた秋刀魚がジュージュー焼けています。殿様に「それが所望じゃ」と言われ、焼きたての秋刀魚を差し出しました。
 焼きたてのアツアツの秋刀魚に大根おろし、美味いはずです。
 城内では、毒見役が食べて時間が経過した安全なものしか出されませんから、さんまもすっかり冷えています。そんな秋刀魚しか食べられないのですから・・・・・。
 殿様が「秋刀魚は目黒に限る」と場違いに褒めたことも理解できますね。


飯粒で鯛を釣る
 少ない元手で、大きな利益を掴むこと。


目高(メダカ)も魚の内
 どんなに小さくつまらないものでも、仲間に違いはないってことです。


メバルは産婦に食わせろ
 胎生魚であるメバルを安産の象徴として妊婦に食べさせる地方があります。





    


や ら わ ん 行

薬缶で蛸を茹でたよう
 薬缶は元々薬草を煎じる道具。手八丁のタコを鍋で茹でると手がはみ出る。
 薬缶で茹でれば手も足もでないことから、転じて「打つ手がない」こと。
 厳冬期の外房の陸ッぱりにぴったりのことわざでしょ!(爆)


柳の下の泥鰌(ドジョウ)
 一度良いことがあったからといっていつも同じ方法で旨くいくと思うなという教訓!
 ワシはいつも狙っていますが!(爆) 


宵鶏うたえば亭主の喜び鯛の災難
 鶏が宵鳴きするようなら天気が静穏で潮の具合もよく、タイが豊漁で釣り人や漁師にとって喜ばしいこと。しかしタイにしてみればとんだ災難ということになり、一方がよければ他方が悪いということ。


善く游ぐ者は溺れ、善く騎る者は堕つ
 人間は自信があるとつい油断をしてしまい、思わぬ失敗をすることがある。


櫓櫂の立たぬ海もなし
 どんなに困難な状況でも何らかの方策があるってことです。


六月の鱚(キス)は絵に書いたものでも食え
 6月に釣れるキスがたいへん美味しいことが語源です。


櫓も櫂も立たぬ
 どうしようもないこと。


我が船の順風は人の船の逆風
 自分にとって都合がよいことは、他人にとっては都合が悪いってことです。


渡りに舟
 絶好のタイミングで望んでいたチャンスが到来すること。
 長い人生でもこんなチャンスはめったにないんでしょうが・・・・・!
    







        編集にあたり、次の書籍・辞典を参考或いは引用いたしました。

        「新明解 故事・ことわざ辞典」(三省堂)
        「暮らしの中のことわざ」(創拓社)
        「使えることわざ」(日本語表現研究会編)
        「さかな小辞典」(共立出版)
        「魚、肴、さかな事典」(大修館書店)
        「釣りと魚のことわざ辞典」(東京堂出版)
        「故事、ことわざ辞典」(東京堂出版)
        「故事、ことわざを使いこなす事典」(日本実業出版社)
        「ことわざ便利辞典」(日本実業出版社)
        「日本語大辞典」(講談社)
        「ことわざ辞典」(岩波書店)
        「広辞苑」(岩波書店)
        その他